大腿骨頭すべり症

今回は大腿骨頭すべり症についてです。

このような体型の子供の話です。


以前ペルテス病について紹介した際にもお話したように、股関節は球状の大腿骨頭が臼蓋という受け皿のような部分にはまり込んでいます。


大腿骨頭すべり症もペルテス病と同様に子どもの大腿骨頭に起こる疾患です。

成人では大腿骨頭は完全な骨になりますが、こどもの時は骨が成長する為に骨端線(下の写真の青線)という軟骨部分があります。

大腿骨頭すべり症はこの骨端線の部分で、大腿骨頭の上の部分が後下方にすべってしまう疾患です。


急性と慢性がありますが、ほとんどが慢性で急性は稀です。

急性では明らかな外傷をきっかけに発症し、激痛が生じることがあります。

慢性では徐々にすべりが生じていき、始めは軽い股関節痛が出たり足をひきずって歩くようになっていきます。ペルテス病と同様に股関節痛が無く、膝周囲や下肢の痛みが主なことも多いので見誤らないことが大切です。

骨端線は成長が盛んな時期に痛めやすいため、小学校高学年から中学生ですべりやすくなります。

この時期の過度な運動は原因の1つとも言われています。

女子よりも男子に多く発症し、またその内の7〜8割は肥満児というのも特徴です。

ご自宅にて成長期のお子さんが、

・仰向けに寝た際に足が外旋位といってつま先が外を向いている

・脚が曲げづらい、外に開きにくい

・股関節、または太ももや膝周囲に痛みを訴える

・脚を引きずって歩いている

等の症状があったら注意が必要です。

すぐに医療機関を受診しましょう。

治療は牽引等での保存療法もありますが、再転移の可能性が高いためほとんど行われていません。手術適応となります。

当院にて疑わしい患者さんがいらしたら、まず提携医院にてレントゲンやCTやMRI等の精密検査をしてもらい、大腿骨頭すべり症が認められた場合は責任を持って専門医に紹介させていただきます。


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