指関節脱臼

今回は手の指関節脱臼についてご説明します

・指関節脱臼とは?

指関節脱臼とは名の通り指の関節が脱臼し、痛みや腫れが伴います。また、靭帯の損傷を伴い明らかな変形を起こします。

・指節関節の場所

指には指骨という骨が14個あります。

(親指には2個、他の指にはそれぞれ3個)その指節骨をそれぞれ繋ぐのが指節関節になります。

指節関節には2つ種類があり、遠位指節関節(DIP関節、よく言う第1関節)と近位指節間関節(PIP関節、よく言う第2関節)に分類されます。

指の骨と関節(“出典:解剖学 第二版”)

・受傷機転は?脱臼はどんな形があるのか?

指に強力な外力が加えられたときに受傷します。

例えば、、

・バスケットボールでのキャッチミス

・柔道着に指が引っかかったまま無理に投げられたとき

・空手やボクシングで誤って殴打したとき

・バレーボールのブロックをした時


などが挙げられます。また、スポーツ以外でも転倒した際に無理な姿勢で手をついた際などに受傷することがあります。

指の関節脱臼はほとんどが近位指節間関節(PIP関節、よく言う第2関節)でおこり、その中でも過伸展(指が過度に後方に曲げられて)して起こる背側脱臼が多いです。(分類としては、背側脱臼、側方脱臼、掌側脱臼があります。)

背側脱臼

1番発生頻度が高く、バスケットボールでボールがぶつかったりすることで過度に後方に曲げられることにより起こります。時に手のひら側にある掌側板という組織が損傷し関節内に転位してしまうことがあります。この掌側板損傷が起きると、レントゲンを撮影した際、小さな骨片が認められ、骨折を伴うことがあります。脱臼した場合は必ずレントゲン検査が必要です。

側方脱臼

伸ばした指関節に内側または外側から力が加わった際に起こる可能性があります。

関節に圧痛があり、側方からの力が加わると痛み、不安定性が認められます。

掌側脱臼

掌側脱臼はまれであり、回旋した指関節にてのひら側への力が加わったときに起こります。

通常、指伸筋の腱の中央索というところが切れてボタン穴変形という変形が起こります。


・たまるやでの治療

ほとんどの脱臼に対して、近隣の病院で精査をして頂き、徒手整復、負荷試験の順で行い、側方の靭帯の安定性を評価します。

たまるやでは画像や負荷試験で脱臼の場所や腱の損傷具合や安定性を診断したのち、固定具を作成します。

また電気療法などを加え脱臼で傷ついた関節や腱の修復を促します。

また、脱臼の修復具合によって固定具の形や治療法を変えていきます。

手指の脱臼は正しく整復されないと将来、可動域制限や変形してしまう恐れがあります。脱臼が疑われるときは、自分で整復、固定などをしようとせず、必ずすぐに医療機関を受診し、診察、評価、治療、固定をしてもらうようにしましょう!

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​たまるやスポーツ鍼灸整骨院

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TEL : 03-3593-5093  

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