腓骨筋テーピング(応用編)
今回は腓骨筋腱炎のスポーツ用テーピングをご案内したいと思います。 基本的には以前ブログに載せたフットボーラーズアンクルのテーピングと同じように巻きます。 使用するテーピングはホワイトテープ(非伸縮性テープ)50㎜をお勧めします。 では実際に巻いてみましょう。
①アンカー 上×2 下×1

②スターアップ×3 内側外側のくるぶしを覆うように縦に。

③ホースシュー×4〜5 今度は横から両方のくるぶしを覆うようしてスターアップに対して垂直に。 (足関節の前面は覆わないように下から上に段々になるように)

④ヒールロック×2 上のアンカーにテープがかかるくらいの位置からすねの骨をまたぐように外側からスタートし、踵の外側を通り足部の前面に出てきます。 反対側も同様に今度は内側からスタートしすねをまたいで内側の踵を通って最後は足部の前面に出ます。

⑤フィギュアエイト×1〜2 外くるぶしの上から始め、足関節の前面、足部の内側、土踏まず、足の裏、足部の外側、足関節の前面、内くるぶしのやや上の順に通って、すねを一周します。

⑥アンカー 上×1 下×1

〜注意事項〜 ホワイトテープは基本的に引っ張らずに貼るようにしましょう。 引っ張ってしまうとテープがキツくなってしまい循環障害の恐れがあります。
以上が腓骨筋腱炎のスポーツ用のテーピングで、これの上に前回載せたキネシオタイプのテーピングを貼るのもおすすめです。
テーピングを貼っているときの足首の角度は90°に固定して貼ることが原則です。 また、テーピングを貼るにあたって最も大切なことがテーピングをしている肢位で患部が痛くないかと足首が安定しているかです。
損傷の程度によりテープの本数は増えたり減らしたりします。そのため、しっかりとした専門家にテープを巻いてもらうことがベストです。
732回の閲覧0件のコメント