MCL損傷(内側側副靭帯損傷)とLCL損傷(外側側副靭帯損傷)

内側側副靭帯とは大腿骨の内側上顆から起こり内側半月の内側面、脛骨の内側顆につき、膝関節の外反及び下腿の外旋を制御しています。

 外側側副靭帯とは大腿骨の外側上顆かから起こり腓骨頭につき、膝関節の内反と下腿の外旋を制御しています。(図)


内側側副靭帯損傷の方が外側側副靭帯よりも頻度が高く、前十字靭帯や半月板など他の損傷を合併することが多いです。


MCL損傷(内側側副靭帯損傷)

 

発生機序:膝関節に強い外反力が加わり損傷します。




症状:膝関節内側側に運動時痛限局した圧痛腫脹

   みられます。

   重症時は受傷時に断裂音(POP音)が聞こえることも

   あります。

膝関節に外反動揺性が出現します。


徒手検査法:外反ストレステスト(外反同様性テスト)

      牽引アプライテスト

      徒手検査のみでは判断しづらいこともあるため

      MRIを撮っていただくこともあります。

"画像:整形外科 徒手検査法" 外反ストレステストを引用


LCL損傷(外側側副靭帯損傷)

発生機序:膝関節伸展位で強い内反力が加わり損傷します。

症状:膝関節外側側に運動時痛限局した圧痛腫脹

   みられます。

   重症時は受傷時に断裂音(POP音)が聞こえることも

   あります。